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WordPressでブログを開設するメリットとデメリット

自分のブログを待ちたいと思った時に考えられる手段として、大きく分けて2パターンあります。1つ目に無料のブログサービスを利用する。アメブロ、ライブドアブログ、noteなどがあります。2つ目に自分でレンタルサーバを借りてwordpressにてブログを立ち上げる。このブログは2つ目の方法で開設しました。

無料ブログサービスとWordpressどちらがいいの?

どちらもメリットとデメリットがあります。自分のゴール設定にあわせて選ぶとよいかと思います。

  • 同じ趣味や同じ業種の方と横のつながりを持ちたい
  • 手軽にサクサクとブログを更新していきたい
  • 本業はweb制作以外にあるので、ブログ立ち上げに極力時間を割きたくない

→このような方は無料ブログサービスが向いているかと思います。

  • ブログやサイトをカスタマイズしていきたい
  • webサイト制作を仕事にしているor今後仕事にしていきたい
  • ブログでの収益化を目標にしている

→このような方はwordpressでブログを立ち上げることをオススメします。

  

無料ブログサービスのメリットとデメリット

では無料ブログサービスのメリットとデメリットをみていきます。

無料ブログサービスのメリット
  • 時間お金のコストがかからない
  • web関連の知識がなくても運用可能
  • 横のつながりが強く読者がつきやすい

私自身、無料ブログサービスを使ったブログを何個か持っていますが、企業が開発しているということもあってどのサービスも年々使いやすくなっている印象です。会員登録さえすれば5分たらずで自分のサイトを持つことができます。とにかくはやくたくさん記事を書いていきたい方は、無料ブログサービスでじゅうぶんだと思います。

また、wordpresでのブログでは絶対に敵わない点として、3個目の「横のつながりが強く読者がつきやすい」というところがあります。同じジャンルでブログが探せたり、「いいね」ボタンで繋がりを作れたり、時には運営会社からのおすすめブログとして紹介&拡散してくれたりすることもあります。

数年前まで無料ブログサービスでは、広告費・コンテンツ販売などで収益化をはかることが難しいとされていましたが、最近ではそのハードルも低くなったように感じます。もちろん、どのブログサービスを使うかによりますが、noteなどのサービスでは記事を有料化して販売しているかた多いかと思います。

いいことだらけの無料ブログサービスですが、無料ブログサービスを使うデメリットは何でしょうか。

無料ブログサービスのデメリット
  • 広告表示の自由度が低い
  • カスタマイズの自由度が低い
  • 広告費やコンテンツ販売の一部はサービス運営へ

無料でブログサービスを開設すると、多くの場合勝手に広告が貼られています。もちろん運営側はその広告費で維持しその代わり無料でブログを開設させてもらっているので当然といえば当然なのですが。

1ユーザ目線でいうと「自分のサイト」内に意図せずに広告がでていたり、また自身のブログ内で商品を紹介しても勝手に表示されている広告の方にユーザを誘導してしまう、というミスリードになる可能性もあります。

また、カスタマイズの自由度が低い部分もデメリットかと思います。一般的なブログであれば全くその不自由さは感じないのですが、企業サイトっぽくしあげたい、ダイナミックな動きをつけていきたいなど高度なカスタマイズをする場合には結構制約がある印象です。

3つ目の「広告費やコンテンツ販売の一部はサービス運営へ」というのは広告表示の自由度とも関わりますが、ブログで収益がでても一部はサービス運営側のものとなります。これも当然なんですが、プライベートで利用するかビジネス目線で利用するかでも感じ方は違う部分かと思います。

WordPressでブログを開設するメリットとデメリット

では一方wordpressでのブログ開設はどうでしょうか。無料ブログサービスはショッピングモールに店舗をかまえると考えると、wordpressは個人商店というイメージです。無料ブログサービス会社にテナント料(広告費の一部)を払うことで自分のお店をもつことが可能です。それに対してwordpressでのブログ開設は個人商店なので自分で土地を買い、看板をつけ、ここでお店をやってます!と宣伝しないことには誰も足を運んでくれません。

ただ、メリットとしては全て自分の自由にできる。どこに広告を貼ってもOK。突然ブログをやめて企業サイトとして使ってもOKという自由度があります。

WordPressでブログを開設するメリット
  • 広告表示、デザイン、運用のカスタマイズが自由
  • 収益化モデルの戦略が自分でたてられる
  • Web制作者としては仕事につながる
WordPressでブログを開設するデメリット
  • 有料(以下に説明)
  • 多くの人にみてもらうためには自力で宣伝(SNSやSEOなど)が必要
  • Web制作の知識が多少は必要…

カスタマイズが自由、つまりデザイン面はもちろん、カートを設置してショッピングモールのようにもできますし広告表示による収益化、アフィリエイトサイトなども自身の判断で運用可能です。プライベート利用の場合でもこのこの自由度の高さは大変メリットになります。例えば自分が撮った写真のギャラリーを作りたい、子供の成長記録を美しく残していきたい(ガチャガチャした広告は外したい)などの場合、wordpressではそれをかなえることが可能です。

「3.Web制作者としては仕事につながる」これはWebを仕事とする方向けですが、Wordpressの案件は現在もなお多くありますので仕事のスキルとなります。自分でオリジナルテーマが作れたら確実に仕事になります。

WordPressを使ったブログ開設にはいくらかかるの?

STEP.1
レンタルサーバーを借りる:  初期設定+月額[数百円〜2000円]

選択するレンタルサーバ会社さんによりますが、月額数百円〜2000円の維持費がかかります。こちらのブログではエックスサーバを使っています。初期設定3,000円、また初回時は3ヶ月分まとめて支払いのため1,000円×3ヶ月。初期費用と合わせて6,600円(税込7,260円)でした。

STEP.2
ドメインを取得する: 無料キャンペーンを利用or数百円〜数千円/年間

ドメインによってことなります。無料のものもあれば、年間数十円〜数千円のものもあります。レンタルサーバと契約すると、好きなドメインが無料プレゼントいただけたり、時々無料キャンペーンもしています。初年度はタダで次年度から年間使用料が1000円前後かかるというドメインもよくみますので申し込み時には注意が必要です。

STEP.3
テーマを選ぶ: 0円〜1万円前後

WordPressにはたくさんの無料テーマがあります。テーマとはデザインテンプレートのことです。検索するとたくさん出てきます。(これについてもまた別の記事で、詳しく書こうとおもいます)これまで自分のサイトとしては無料テーマを使ったり、自身でオリジナルテーマを作ったりしていましたが、今回は有料テーマを買ってみました。

SANGO10,800円

一例ですが私の環境の場合は以下のお値段です。

初年度年間維持費のまとめ

  • 初期費用:3000円+1200×3ヶ月分=6,600円(税込7,260円)
  • 年間ドメイン(初年度) 32円
  • サーバ月額:1,100円(残り9ヶ月分)=9,900円

初年度年間維持費:17,192円

※有料テーマを買う場合は上記に+10,000円前後(無料でも十分サイトの開設は可能)

ご参考になれば幸いです。